バスク語と肉球

のんびりバスク語を独学します。

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

バスク語で数を数える

今日は数の数え方のはなし。バスク語では、 なんと1から20までは完全な20進法、 という話をネットで見かけたのですが、 実際はこんな感じ。 12〜18までは、ほぼ10+いくつ〜 みたいな表現になっているので、 そこまで覚えにくくない感じ。そういえ…

バスク語と巻き舌

バスク語の「R」の発音には 巻き舌でるるるー!っと発音するものと、 日本語のラリルレロのように発音するもの、 二通りがあります。巻かない・前後が母音の場合は巻かない。 (日本語のラリルレロと同じ感じ)euri(雨)、librutegi(図書館) 巻く・前後に子…

「バスク語のしくみ」(白水社)

吉田浩美さんの「バスク語のしくみ」。 バスク語を学ぶにあたり真っ先に購入しました。 新しい外国語を学ぶ時には、 いつも最初にこのシリーズを手に取ります。 「外国語のしくみ」シリーズ。 もちろん、言語によって書いている先生は違うのですが、 どれも…

バスク語はひとりぼっちの言葉

バスク語が他のヨーロッパ諸国の言語とは全く似つかない、 どこから来たのかルーツも不明な言語である、 というのは前述の通り。どうやら、 今のヨーロッパの言語が広まる前からあった言語が、 そのまま生き残っているのではないか? と言われています。まる…

序章2 バスク語は悪魔も泣き出すことば

逗子映画祭がきっかけでバスクに興味を持った私。 一番印象的だったのは、 やはりバスク語という言語でした。 「バスク語」というキーワードで ネットで検索してみると、 「どんな刑罰を言い渡されても動じなかった悪魔が バスク語を勉強する刑を言い渡され…

(序章)バスク人のおっちゃんの話

私が「バスク」というものを、初めて認識したのは 2016年ゴールデンウィークの逗子映画祭のことでした。 ビーチに並んだ食べ物やさんのなかで、 目移りするほどいろいろな種類のピンチョスが カウンターに並んでいるお店に惹かれて、 迷わずに入ったものの …